チームゼブラプロジェクト

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【開催レポート】チームクラフト

皆さんこんにちは!山口県中小企業団体中央会です。
私たちは事業者や個人の方同士の連携を支援している経済団体です。

今回は、共創チーム創出支援プロジェクト「チームゼブラプロジェクト」の第二弾イベントとして2024年9月29日に開催したチームクラフトの様子をレポートします!

イベント概要

どのようなイベントなのかはこちらのチラシをご覧ください。

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チラシ表面
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チラシ裏面

総勢27名の方に方にご参加いただき、朝10時よりイベントスタート!

講演①

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司会はラポール東山口協同組合 専務理事 津原 政志さん

まずは、瀬戸内のスタートアップ業界を牽引するお二人による講演からスタート!
Setouchi Startups 株式会社 共同代表 藤田 圭一郎氏&山田 邦明氏
テーマ[酒屋のアトツギと地方の弁護士がVCをつくったワケ。]

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おふたりの掛け合いが面白い!

おふたりのこれまでの経歴、なぜベンチャーキャピタルを立ち上げたのか、2号ファンドに向けた意気込み、セトフラのことなど、様々な取り組みをされている中で、ぎゅっと内容を絞ってお話いただきました。

1分間プレゼン

続いて、参加者(希望者のみ)による1分間プレゼンに入りました。今回、1分間プレゼンに参加頂いたのはなんと10名!

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自分のプランに共感してもらうのって難しいですよね。

1分間という限られた時間の中で、すでに事業化目前で温めているプラン、今後やってみたいプランを口頭で伝えて頂きました。その後、プレゼンしていない人が共感したプランを選ぶ形でチーム結成。
今回は7チームが結成されました。さて、この即席チームがどのように変化していくんでしょう??

チーム結成

お昼を挟んで、いよいよチームでビジネスモデル創出体験のスタートです。

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チームに分かれて意見を出し合う

各チームにメンターが回ってアドバイスを実施していきます。
ここで、今回メンターとなって頂いた皆様をご紹介します。

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株式会社Compus 代表取締役 藤田 圭一郎氏
メンターとして各チームにアドバイスで回ったあと、お疲れの中で無理言ってお手本5分ピッチを披露いただきました!感謝!

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Ciroci inc.CEO、conote inc.CEO 山田 邦明 氏
多くのスタートアップとの繋があり、こうしたらもっといいんじゃない?というアイデアをたくさんいただきました。文章が上手だからやっぱり喋りも素敵!

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合同会社トラストリード 代表社員 中村 真二 氏
大企業や行政とのタイアップなど、コンサルとして豊富な経験をお持ち!広い視点でアドバイスを頂きました。

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一般社団法人WAKUBUS 代表理事  元木 昭宏 氏
広島県よろず支援拠点の相談員でもあり、多くの組織の立ち上げを経験されています。優しい笑顔と優しい口調で問いかけをベースにプラン改善して頂きました。

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川北知加中小企業診断士事務所 代表 川北 知加 氏
創業者/小規模事業者への支援も豊富で、女性8人によるまちおこし団体の運営にも携わっていらっしゃいます。関西弁がなんとも素敵!

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一般社団法人 日本経営士会中国支部 経営士 河野 佳苗 氏
MBAとして、また子育て真っ盛り世代としてのニーズを含めて、貴重なアドバイスも頂きました。

メンタータイムの約3時間を通じて、各チームごとにプランのブラッシュアップを行っていきました。

ビジネスプラン発表

15時45分から、いよいよビジネスプラン発表の時間です。今回のチームクラフトでは、チームごとに組合名を決めてもらい、各チームに参加したメンバーの役割りを発表内容に加えてもらいました。

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このチームは子育て世代に向けたビジネスなのに、チームメンバー全員子供がいないということで
「子どもいない組合」と命名(笑)

持ち時間は各チーム5分間。チームリーダーが登壇し、スライドを用いながら発表します。はじめの1分間プレゼンから内容が大きく変わったプラン、より深化したプランなど様々。発表後は、メンター陣から良かったポイント、質問、改善アドバイスを頂きました。

「さらに改善するためこのあたりをベンチマークすると良いよ」

「今のままだと1回サービス使われて終わりだけど、どうマネタイズしていくの?」

「ターゲットは高齢経営者ではなく若者経営者に変えたほうが良いのでは」

などのご意見を頂きました。皆さん得るものが多かったのではないでしょうか。

講演②

続いて、合同会社トラストリード 中村 真二 氏の講演です。
テーマ「山口県の課題を分析!行政トレンド×ローカルゼブラ企業」

今回のプロジェクトのテーマが「社会課題解決と経済性の両立」ということで、まず社会課題(行政が課題と感じていること)を知るということが大切と考え、このテーマで講演をお願いしました。

行政トレンドの見方として、内閣府→中央省庁(総務省など)→県→支援機関という順番に方針が下りてくるということを教えていただきました。

内閣府のホームページを見れば、国が向いている全体的な方向性が分かります。
その上で各省庁や県のホームページを見ていけば、どの課題についてより濃く取り組んでいきたいと考えているのか、その機関ごとの色が見えてくるというお話しでした。

続いて、ローカルゼブラ企業の説明がありました。

ローカルゼブラ企業とは、地域の社会課題を解決し、社会に良い変化(社会的インパクト)を生み出す、地域に根ざした中小企業・小規模事業者。

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chiiki_kigyou_kyousei/index.html

社会課題をひとりで解決するのは大変。なら地域でチームを組んで一緒に解決していけば良い。
ざっくりと中小企業庁もこのようなことを提唱しており、今回のチームゼブラプロジェクトもこの考えのもとで企画している。ということを噛み砕いて説明頂きました。

トークセッション

続いてのトークセッションは藤田さん、山田さん、河野さんの3名に登壇いただきました。山口と岡山の違い(特にない!)や、酒屋の跡継ぎである藤田さんの話題を中心とした事業承継のあるある話で盛り上がりました!

講評(審査結果発表)

トークセッション終了後、審査員をお願いしたメンター3名からそれぞれ3つの賞の審査結果が発表されました。

「中央会賞」

チームZERO協同組合「ディレクターは君だ!不登校の子がつくるラジオ番組を放送します!」

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元木さんより発表

なんと、ラジオ番組風の寸劇(笑)で発表という、前代未聞?の演出でしたが、
事業プランも素晴らしく、参加者の特性をうまく生かしてチームとしてすぐに実施していけそうなプランであることから選ばれました。

審査員特別賞

大人のためのデジタルサロン組合

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川北さんより発表

なんとチーム全員が経営者であるという最強チーム!プランのブラッシュアップ度もピカイチでした。
唯一、社会課題の解決性という観点をもう少し加えてほしいね、おいうことで惜しくも第二位となりました。

チームクラフト賞

「子どもいない組合」子供の可能性を最大化させる習い事マッチングサービス

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中村さんより発表

習い事マッチングサービスはありそうでなかったサービスであり、
マッチングの場としてオンラインだけでなくリアルイベントも企画されている点が高評価でした。
なんといっても、最初の1分間プレゼンから3時間の中でプランがブラッシュアップされていった過程が評価されました。
他の子供向けサービスを発表されたチームとの融合も期待できます。

これにて、すべてのプログラムが終了となりました。

引き続き同じ会場で懇親会を行い、参加者同士で交流を深めました。

最後に

チーム作りをゲーム感覚で体験することで、共創の良さを感じていただきたいと企画した今回のイベント。
メンターの方々の熱意ある指導と参加者の皆様の熱量のおかげで、無事に終了することが出来ました。
この場を借りて、運営にご協力頂き一緒にイベントを盛り上げていただいた皆様、講師メンターの皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました!

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参加者の皆様と
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メンター+運営の皆様と
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デジタルタトゥーになるよと言いつつ「山口」ポーズを決めて頂いた心優しいメンターの皆様

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